暮れなずむロンドン

一昨日の日曜日からロンドンに出張で来ている。先月と今月で合わせて3回目。こういうパターンは珍しいし、もう無いと思うけど。今日はもう日本に戻る日。フライトは夜の7時なので、午後遅くまでロンドンの街に居たが、この季節のロンドンは終日どんよりと…

タルト・タタン@ポアソンルージュ(大井町)

夕べは大井町の「ポアソンルージュ」で食事会。今月一杯で会社を辞めて、ご主人の赴任先のインドネシアに旅立つIさんの歓送会。いつもながら、料理もワインもおいしく頂いたけれど、デザートに「タルト・タタン」が出て来て、思わずIさんにお勧め。(僕は別…

映画「マザーウォーター」

この週末にようやく観て来た。この2週間ほど風邪を引いて、しつこい咳に悩まされていたが、もうそろそろ大丈夫だろうと映画館に行った。場所は、お気に入りの「シネスイッチ銀座」。もう公開されてから3週間も経とうかというのに、席は7割方埋まっている…

小林聡美の映画

今朝起き抜けにテレビを点けたら、映画「マザーウォ一夕一」の番宣をやっていた。来週末から公開予定。小林聡美主演シリ一ズ(?)の4作め。 このブ口グは途中でサイトを変えているが、記念すベき第一回投槁は「かもめ食堂」のこと。 そうです。 僕は小林聡美…

「バレエ・リュス その魅力のすべて」(芳賀直子 著 国書刊行会)

ロンドンで展覧会を見た興奮が冷めやらず、週末にロシアバレエ団関係の本を丸善で探した。気になっていたのは2冊。1冊は、女性ダンサーで最も人気があって、ディアギレフのお気に入りでもあったというタマラ・カルサーヴィナの伝記「劇場通り」。この「劇…

「ディアギレフとロシアバレエ団の黄金時代(1909〜1929)」(ヴィクトリア&アルバート美術館)

出張からは一昨日の金曜日に帰って来た。観光をする時間も気分も無かった筈が、唯一例外が有った。南仏のマルセーユからロンドンに入った日、ホテルに向かうタクシーの中からある建物の周りにオレンジ色の幟が幾つも旗めいているのが目に付いた。字を追って…

コンツェルトハウスも、ムジークフェラインも「アン・デア・ウィーン」?

テアター・アン・デア・ウィーン(Theater an der Wien)は「ウィーン川沿いの劇場」という意味。 ウィーン川はドナウ川の支流だが、市街に近づくとコンクリートで底も岸も固められて、途中からは暗渠になってしまっていて、いわば下水路。それでも市立公園…

1週間経ちました。

ウィーンから戻って、もう1週間経ってしまいました。 仕事の上では休みを取ったことが祟って、先週はかなり辛かった。それに珍しく時差が直らず睡眠パターンがおかしくなって、木曜日位にはヘトヘト。昨日も殆ど横になっていました。かと言って、旅行に行か…

ウィーンを発つ

ウィーンの街は、予報通り朝から曇り空。 街を出る頃には、雨が降り始めた。 今は乗継ぎのフランクフルトまでやって来たところ。取敢えずトラブルらしい卜ラブルも無く、旅を終えられそう。オペラ、演奏会の感想も書き残しているし、他にもいろいろ書きたい…

「ウィーン少年合唱団」演奏会(ムジークフェライン/ブラームス・ザール)

初めて聴くブラームス・ザールのコンサートということで結構楽しみにしていた。それに「ウィーン少年合唱団」のコンサートも興味があった。でも実態は、いわゆる観光客用のイベントでしたね。興業元が Mondial という旅行会社と知ればさもありなん。シーズン…

オペラ「トスカ」(フォルクスオパー)

ドイツ語の「トスカ」を初めて聴いた。勿論、この公演がドイツ語上演というのは全く知らずにいたのだが。1幕目の始めの方で、どうも ich とか auch とか聴こえてくるし、アリアも覚えているのと言葉の響きが違う。Volksoper(民衆の歌劇場)とはこういうこ…

「ドゥダメル/ウィーン・フィル」演奏会(コンツェルトハウス)

昨夜の席は、3階の最前列ほぼ中央。会場には、ドゥダメルの故郷ベネズエラや中南米出身の人たちが詰め掛けていたのだろうか、僕の席の周りでもスペイン語が飛び交っていた。1曲目は、ロッシーニの「『泥棒かささぎ』序曲」。ドゥダメルは舞台に登場すると、…

洗浄作業進行中

ウィーンの建物(いわゆる「歴史的建造物」)の洗浄作業が行われていることは、1年半前の旅の時にも書いたけれど、いよいよシュテファン大聖堂も大分進んで来たようだ。 全部終わったら随分違った印象の建物になりそうだ。

カフェ・ツェントラル」にて

手前のヒゲのおじさんは、かつてこの店の常連だった詩人ペーター・アルテンベルクの人形。

オペラ「スペードの女王」(シュターツオパー)

ロシア物とは言っても、メインキャストにロシア人が居る訳では無いらしい。やはり聴き物は、テナー(ゲルマン役)のNeil Shicoffとメゾ・ソプラノ(伯爵夫人役)のAnja Silja。 Shikoffは、ブロンクス出身でメトでデビュー。その後欧米で華々しく活躍した後…

今宵、コンツェルトハウスへ

今夜はコンツェルトハウスで、ドゥダメルとウィ-ンフィルの演奏会。ホテルの前の市立公園を斜めに横切れば、コンツェルトハウスはすぐ目の前。

市立公園でひと休み

ウィーンは今日も大快晴。こちらに来て以来、ずっとこの調子。昼下り、歩き疲れてホテルの向かい側にある市立公園の芝生に寝転んでひと休み。丁度金色のヨハン・シュトラウス像の後ろ辺り。

オペラ「運命の力」(シュターツオパー)

このオぺラの序曲は有名だし、個人的にも良く知っている。大学のオケに入った頃、先輩たちはこの曲と外山雄三のラプソディー、そして春祭というプログラムをひたすら習っていた。 僕たち1年生の殆どはまだ演奏には加われず、ひたすらスコアを見ながら練習を…

シュターツオパーにて

今夜はシュターツオパー(国立歌劇場)で、ヴェルディの「運命のカ」 。 感想は後程として、この新しい緞帳ってアリ?

オペレッタ「こうもり」(フォルクスオパー)

前回のウィーンでも、フォルクスオパーの「メリーウィドウ」がとても良かった。だから、ようやくウィーンで「こうもり」を観られるというチャンスに大いに期待していたのに、大失敗。公演ではなく、僕の体調の話。時差のせいで良く眠れず、昼間結構歩き回っ…

寒い朝

朝方薄ら寒くて目が覚めた。TVの天気予報を見てみると、どうやら6℃位まで下がったらしい。いわゆる放射冷却というヤツか。日本に居る時に見ていた週間予報では最低気温10℃〜最高気温20℃位のレンジだった筈だが、チョッと外れた。もう6時前には完全に目が覚…

ウィーン到着

フライトは定刻通りに成田を出発して、定刻通りにフランクフルトに到着。フランクフルトでは3時間近くの乗継ぎ時間を費やした。ウィーンに着いたのは夜の9時半。ホテルにチェックインしたのはもう11時近くだった。極めて予定通りの旅程だったけど、家を出て…

慌しく発つ

出張の悪慣れで旅支度はいつも出発日の朝。今朝もそうだったのだけれど、いつに無く寝過ごしてしまった。更に悪い事には、会社のPCも持って行く事にしていたのだけれど、肝心のUSBキーを会社に忘れているのに気付いた。それでも会社が遠ければ諦めも付くのだ…

チケットをゲット!

と言っても、予約していたチケットを取りに行っただけ。全部で6公演(シュターツオパーx2、フォルクスオパーx2、コンツェルトハウスx1、ムジークフェラインx1)。ウィーン・フィルの定期以外はインターネットで買える様になって、随分と便利になった。…

えらいぞ! ソフトバンク

例の「海外パケット定額サービス」、念の為に確認してみたら、なんとオーストリアも始まりました。もう一昨日の16日から。通信業者は「オレンジ」。フランス・テレコム系の会社ですね。iPadはやはりWiFiで使うとして、 iPhoneは街で使ってみたいね。

土曜日の大井町線で

明日はいよいよウィーンに発つ日。 ワクワクしているかというと、そんなことも無い。 気になる仕事もいくつか残しているし。 何か盛り上がらないなぁ、という感じ。 帰りには会社に出なきゃいけないな、と思いながら家を出た。晴れた週末の日。 陽光の差し込…

ウィーンまであと1週間

いよいよ1週間後はウィーン。ガイドブックや参考にしたい本はPDF化してiPadに仕込み済。そう言えば、オペラ関係がもう少し欲しいかも。ソフトバンクの「海外パケット定額」サービスは相変わらずオーストリアがカバーされていない。まぁホテルは無線LANがある…

携帯スピーカ

実はiPad購入は、友人のまじっくばすーん氏の後塵を拝しているのだが、携帯スピーカもまた氏に遅れて購入。もっともスピーカに関しては、これで4台目。ウォークマンの時代から出張に持ち歩くのに使っていたが、なかなかまともなものに行き当たらなかった。…

懐かしい名前

昨日ネットを眺めていたら「日経ビジネスオンライン」のサイトで懐しい名前を見つけた。 「栃折久美子」 日本におけるルリユ一ル(工藝製本)の第一人者。「ルリユール」のことは彼女のエッセイ「モロッコ皮の本」で初めて知った。あれはもう随分と昔、多分高校生の頃に…

不気味な空の色

夕方、チョッと不気味な空の色。天気が崩れるのかと思ったが、夜にはきれいな月が出ていた。それにしても涼しくならないね。