Last vacation in Bay Area

日本はもうGWが終わりましたね。僕も、帰国が秒読み段階に入りましたが、木曜日から週末に掛けて休みを取って「ミニGW」を決行。ごく近場ですが、宿を取り「ラスト・バ ケーション」を送りました。

場所は、サンフランシスコ(SF)の向かい側、小さな半島の突端にあるティブロン Tiburon という町です。

SFの街を抜け、ゴールデンゲート・ブリッジを渡り、更に10分くらい走ったところでフリーウェイを降りて、入り江をぐるりと回って、小さ な半島の突端にある小さな町。ヨットハーバーがあって、SFとの間にフェリーも運航しています。

正面にSFの町が臨めて、ひたすら平和そうなところです。シリコンバレー近辺に通算8年くらい住んでいながら、初めて訪れたところですが、観光客もごく少なくとてもリラックス出来ます。SFの街に出るには30分くらい、ナパ/ソノマといったワインカントリーにも1時間半くらいで行けます。

もっと早くに知っていれば、と思いましたけど、まぁそれでも、知ることが出 来たので良しとしましょう。

今回、実際にここからSan Francisco Symphonyの演奏会や、ナパのイタリアン・レストランへ昼食を取りに行きました。

ところでそのレストラン、ナパヴァレーの中心、セントヘレナという町にある Tra Vigne(トラヴィーネ)という店ですが、とてもおいしい。パスタも正しいアル・デンテ(これがアメリカのイタリアンでは、なかなかお目に掛かれない) 今回はブカティーニという太目のパスタをムール貝のトマトソースに和えたもの。(ちょっとミントが隠し味) メインは、ビーフを煮込んだものをポテトとポレンタ(コーンをオートミール状にした付合わせ)のベッドにのせた一皿。ビーフシチューのような濃いソースでなく、丁度日本の煮込みに近い食感。

ところで、今回は昼食ということもあり、サラダ/パスタ/メイン全てを一人前を二つに分けて貰いました。ボリュームの多いアメリカの皿も、これだと丁度いい分量。アメリカでは、まともなレストランだったら、頼めば大抵分けて盛り付けてくれると思いますよ。(Could you split it (or them)? というのが頼み方)これだと、お腹にもお財布にも優しい。取り皿を頼めば済むことかも知れませんが、やはり最初から分けて貰うと食べ易いし、気分もいい。昼食に限らずお薦めのやり方です。
◆ティブロンのヨットハーバー

◆ティブロンからサンフランシスコの街を望む