花冷え

もう3月も末だというのに随分と寒い。一度暖かくなり掛けた後だけに、余計に身にしみる。歳のせいとは思いたくないが、最近は寒いと本当に元気がなくなる。以前は「デブには夏の暑さは堪えるが、冬はかえって動き易い」などと強がっていたけれど、もうそんなのウソ。

住んでいるところは、桜の名所洗足池から5分と掛からない場所なので、この週末はお花見のピークになるかと思っていたら、この花冷え。今朝、池のほとりの桜の具合を見たけれど、樹によって違いはあるものの精々二、三分咲きという感じ。朝にはもうお花見の場所取りがいくつもあったけれど、「お花見気分」にはまだ相当に寒い。この分だと、満開は次の週末に充分楽しめるだろう。
◆洗足池のサクラ

昼過ぎになって日が出てきたので、昼食を取りに外に出たついでに、これも近所の東工大のサクラを観に行く。うちの最寄り駅は東急池上線の洗足池駅だが、通勤には東急大井町線を使うので大岡山駅(徒歩10分弱)に出る。東工大の正門は大岡山駅のすぐ目の前。サクラはその門を入ってすぐのキャンパスの真ん中にある。講堂の前に50m位の並木の様に二列に並んで花のトンネルを作って咲く。ここのサクラも樹や枝によって差があるが、総じて三〜四分咲きといったところ。ここは大きな太い幹の樹が揃っていて、隠れた穴場と言ってもいい。何しろ大岡山駅の改札を出て、200mもないのではないか。ここも今週末辺りが楽しみ。
東工大のサクラ