ウィーン第1日 #4:エアコンの結末

ホテルの部屋に戻ったら寒い。廊下より寒い。

思わず電話でフロントに文句を言う。係りの者を送るから、と言うので待つが誰も来ない。しびれを切らしてもう一度電話をすると「今行ったから」。それって「蕎麦屋の出前」って言うんだ、と教えてやった、というのは勿論ウソですが。

やっと来た男は、慣れない英語で一生懸命説明しようとする。要は「先週はすごく暑くなったので、エアコンのシステムを暖房中心のシステムから冷房中心のシステムに切り替えたら、今週また寒くなったので暖め切れない」という事らしい。それにしても、もう少しまともな部屋は無いのかと言ったら、3つ候補があるので一緒に見てくれという。結局、2つは同じく寒くて、ひとつだけ少しましなのがあった。暖かくはないが、寒くはないと言う程度。システムは全館集中型なのだがダクトの関係でそうなるんだという。なら最初から言えよ、という感じ。

と言う訳で、広げた荷物をもう一度纏め直して移動。疲れた。