中高年にやさしいiPad

今回iPadでネットブラウジングをしていてしみじみと思うが、iPadは中高年の目に優しい。近頃大分老眼が進んで来たのか(疑い様は無い!)、近くの細かい字が読み難い。会社では「経費節減」が叫ばれて、コピーも両面印刷や縮刷印刷をうるさく言われている。両面印刷はまだしも、縮刷については若い人がびっしり行の並んだ書類もごく素直に縮刷で持って来たりすると「イラッ」としたりするから、我ながら情け無い。

その点、iPadはズームイン/アウトが簡単な指のアクションで自在に出来るのが嬉しい。特にタッピングで素早くズームする機能は秀逸。これはiPhoneの時からあったけれど、iPadになって俄然本領発揮している様に思う。中高年にこそ使って欲しいiPadだ。

ズームイン/アウトについては、SF映画の名作「ブレードランナー」を思い出した。ハリソン・フォード扮する主人公のレプリカント狩り(ブレードランナー)が射殺したレプリカントが持っていた写真を分析するシーン。2019年の時代設定でありながら、ズーム操作でカクカクと動くスクリーンが今となっては懐かしい。