ウィーンへ


今週は水曜日が祝日だと言っても、木曜日と金曜日に休みを取るのは難しいかと躊躇はあったのだけれど、思い切って来てしまいましたウィーン。もっとも人生は「マーフィーの法則」に支配されているので、出て来る前はいつにも増してあたふたとし、出て来てからも気に掛かることばかり。要はブラックベリーを見なきゃ良いのだけれど。

冬のウィーンというのは、20年以上前にこの街に来始めた頃以来。それから程無く5月や9月の明るいウィーンを知る様になってからは、幾ら音楽シーズンの只中とはいえ、足が遠のいていた。

確かに空はどんよりと曇っていて、暗くて寒い。それでもクリスマスを前にして街は華やいでいるし、最初にウィーンに来た頃の感覚が甦る感じがして懐かしい。

パリで乗り継いでホテルに着いた時には、午後2時を回っていた。さっそく現地のボックスオフィスに、予約してあったオペラや演奏会のチケットを取りに行く。

今回の演目は次の通り。
11月23日:ヴァーグナー/タンホイザー(シュターツオパー)
11月24日:カールマン/チャルダーシュの女王(フォルクスオパー)
11月25日:ロッシーニ/アルジェのイタリア女(シュターツオパー)
11月26日:ウィーンフィル定期演奏会(ムジークフェライン)

ご報告は追々。