2022 春:国立劇場連盟ボックスオフィスとアルカディア

ウィーンに着いた翌朝は、ネットで購入したオペラや演奏会のチケットをピックアップするのが私のルーティン。今回はシュターツオパーの演目がふたつ、フォルクスオパーがひとつ、ムジークフェラインの演目がふたつ(ウィーン・ジュネスオーケストラとウィーン・フィル)の5公演。ここで早速変化に遭遇。

シュターツオパーとフォルクスオパーは、いつも国立劇場連盟のボックスオフィスでピックアップするのだが、その場所が変わっていた。以前はシュターツオパーとオペルンガッセを挟んで向かい側にあったのが、今回来てみたら、シュターツオパー内の向かって右手のコーナー、以前はカフェのあった場所に移っていた。

そちらの方は近くに移っただけなので何ということはないだが、残念だったのは、シュターツオパーのショップとして長らく営業していた「アルカディア」が無くなっていたことです。あとでネットで調べたら、2020年の大晦日に店を閉めたとのこと。この店には、ウィーンに行くたびに立ち寄り、CDこそ買った記憶はないが、ちょっとした小物や昔の公演のポスターなど物色したものだった。ちょっと寂しくなりましたね。

[追記]カフェはボックスオフィスの奥の方と屋外で小さく営業を続くけていた。正直、余り落ち着ける感じではなかったけれど。