iPadがやって来た

iPadについてはやがて買うものとは思っていたけれど、1世代くらい待ってみようとも思っていた。世の中に出ていろいろこなれるまでに時間が掛かるだろうし(いわゆる「バグ出し」)、それにアップル絡みで言えば、デスクトップをiMacに替える方が先だと思っていたから。但し、実機をみたら絶体に誘惑されるのは判っていたので、ショップには近寄らない様にしていたのだが...

結局その禁を破ったのは、先週の水曜日のこと。丸の内での打合せが早めに終って、夜の会食(銀座)にはまだ時間があったので山野楽器でCDでも眺めようとしたのだったが、何故か1ブロック先のアップルストアまで足が伸びてしまって... つい魔がさしたんですね。

デモ機に触れたら、案の定すぐに魅きつけられた。かなり持ち重りはするけれど、十分に薄い。ネットのブラウジングもスムースで、iPhoneと同じく指の操作で自在に画面がズーム出来るので(特にタッピングが軽快)、画面サイズは同じ様なものだが、いわゆるネットブックなどよりは視認性は余程良い。画面にポップアップするソフトキーボードは依然として得意じゃないが、iPhoneよりは遥かに実用的。これはやはり「買い」。ところが幸か不幸か、在庫が無くて次の入庫も決まっていないということで、結局その日は時間切れ。

それでも翌日になって、また未練たらしく通勤途中にあるヤマダ電機の店で聞いてみる。やはり在庫は無くて、入荷予定も決まっていないという。特に僕が欲しいと思っていた3Gモデルはもしかしたら1ヶ月待ちかも、なんて言われる始末。「それはやはり直営店の方がどうにかなるでしょう」ということで諦めた筈のアップルストアに電話をしてハードネゴ。最初はやはり「入荷日はわからない」「予約は受け付けられない」という言い方。こちらも段々エキサイトして来て「来店してあったらラッキー、という商売は無いだろう」と、殆どこわいクレーマー状態。結局「中で確認して折り返し連絡する」ということになり、後から「来週の月曜日に入荷予定なので、予定通り入ったら『お取り置きします』」という返事を貰う。

そしてようやく手に入りました。私のiPad