2007-01-01から1年間の記事一覧

豆のスープ

昨日ホテルの近くのカフェでスープを食べた。近頃流行りのベーカリーが併設された「ベーカリーカフェ」という趣向。食べたのは Chick Pea Soup というスープ。Chick Pea は日本語では「ヒヨコマメ」というのだそうだ。色と形がヒヨコの頭に似ているところか…

北カリフォルニアに雨が降る

今週もカリフォルニアに来た。夕べは朝方まで雨が降っていた。意外に思われるかも知れないが、冬のカリフォルニアは結構雨が降る。4月から10月くらいは殆ど雨が降らず晴天続きだが、冬の間は断続的にかなりの量の雨が降る。始終枯れ草に覆われている様に見…

マックは快適!

うちの会社(というよりうちの事業グループだけかも)は、セキュリティ重視ということで「シンクライアント(Thin Client)」のシステムになっている。クライアントPCにはHDDは付いていないし、その他の外部メモリも使えない。オフィスのクライアントPC自体 …

フィレンツェ名物

まだアメリカ出張中。今週、当地は随分と寒い。シリコンヴァレー周辺も朝方は3〜4℃。昼は15℃くらいになるけど、東京より寒いですね。サンフランシスコ湾の北側にあるナパ/ソノマ方面は0℃近くまで下がって、霜が下りているらしい。それとは全く関係ないけど…

ウィレム・デフォー (Willem Dafoe)

今週は、またシリコンヴァレーに来ている。夕べホテルで観るとはなしに、テレビを観ていたら American Dreamz という映画をやっていた。ヒュー・グラントとデニス・クエイドはすぐ判ったが、クエイド演じる大統領の補佐官役のおじさんがどこかで見た様に思う…

志ん朝で「富久」を聴く

今夜は底冷えがする。思わず、志ん朝の「富久」を聴く。三題噺風に言えば、師走、火事、富くじ。アメリカに居る時にも良く聴いた。部屋を真っ暗にして聴いていると、通りに掛け出る幇間の久蔵が思わず首をすくめる姿、その上に広がる冬の冴えた夜空が目の前…

ふぐを食す

この冬初めてのふぐを食す。まともにふぐを食べた事がないという若い人(部下)が「麻布十番の『小やなぎ』がおいしいらしいですね」と来たので、そういうところはデートで連れて行って貰いなさい、と諭し、今回は今驚異的に増殖している「G品ふぐ」のチェ…

Mel Torme

The Christmas Song の作詞者メル・トーメ(Mel Torme)は、ジャズ歌手だった。村上春樹が The Portrait in Jazz にメル・トーメの事を書いていたのは覚えていたんだけれど、本が手元に無かったので(何しろまだ単身赴任寮の仮住居に居るので、本も家財もト…

The Christmas Song

好きなクリスマスソングの話。洋の東西を問わず、ポピュラー歌手は少し有名になるとこぞってクリスマスソングを作るので、新しいところを追ってゆくときりがない。だから、スタンダードなところで The Christmas Song それが歌の名前です。 a じゃなくて、th…

Thanksgivingが来てから、Christmas だろ?

前回の続き。で、ヘトヘトになってサンノゼ空港にたどり着いてレンタカーを借りた。レンタカーをスタートさせる時のルーティンは、ミラーの角度をチェックしてラジオ局をセットする。シリコンヴァレーに来た時のお決まりは、クラシック専門局のKDFC(102.1MHz…

Holiday Season!

先週は後半からアメリカへ出張。僕のアメリカ出張と言えば、専らシリコンヴァレーばかりだけど、今回は東海岸のワシントンDCまで足を伸ばす。サンノゼからダラス経由で、乗継ぎの待ち時間を入れれば片道8時間近くの移動は、久し振りだとなかなか堪えた。そ…

私の歌姫

もう来週は引越し。そして週末には日本に向けて発ちます。 ということで、何かと身辺あわただしい。家具の粗方はご近所のヴァイオリン弾き(かつてはヴィオラ弾き)に纏めて引き取って貰えることになったので、ひと安心なのですが、その他の細々とした雑事が…

Last vacation in Bay Area

日本はもうGWが終わりましたね。僕も、帰国が秒読み段階に入りましたが、木曜日から週末に掛けて休みを取って「ミニGW」を決行。ごく近場ですが、宿を取り「ラスト・バ ケーション」を送りました。場所は、サンフランシスコ(SF)の向かい側、小さな半島の突…

映画「ニジンスキー」、そして「ディアギレフ」という本

最近「春の祭典」についてのサイトに出会って、ふと思い出して映画「ニジンスキー」のビデオを手に入れた。僕がこの映画を最初に見たのは1982年の秋。場所は新宿歌舞伎町の「シネマスクエアとうきゅう」 思えば、今流行りのミニシアターのはしりですね。(今…

ただ今、録音中!

引越しまで、もうひと月を切った。日本に戻ったら、来年の夏まで自分のマンションには戻れないので、会社の寮に入れて貰う事になっている。本当に「独身寮」なので、ほとんどモノを置けるスペースがない。(いや本当に) そこで一番困るのがCDや本。結局、ほ…

ロストロポーヴィッチのこと

「ロストロポーヴィッチが死んだ」と、まじっくばすーん氏のブログが教えてくれた。 NYタイムスは著名人の訃報に際して、故人の経歴を詳細に紹介する記事を書く。今回もウェブで3ページを割いてロストロポーヴィッチの訃報を伝えている。それに依ると、1月末…

久し振りにファゴットの曲を聴く

まじっくばすーん氏の昔語りにつられて、久し振りにファゴットの曲を聴いた。トゥーネマン/イ・ムジチのヴィヴァルディのコンチェルト集2枚(12曲)。そして同じくトゥーネマンをソロに迎えたドヴィエンヌのカルテットとデュエット。 恥ずかしながら、ファゴ…

カルロス・クライバー「カナリア諸島にて」

まじっくばすーん氏が、カルロス・クライバー(指)/ウィーン・フィル演奏のベートーヴェンの交響曲5、7番の事を書いている。 このコンビでは、やはり ブラームスの4番も忘れ難い。「ウィーン・フィルらしくない」とか、「クサい」とさえ腐す人もいたけれ…

バンジョーは止まらない

アメリカに住んでいて出会った音楽というのは、実はそんなに無いんです。バイオリンの音楽を良く聞く様になったと か、志ん朝を真剣に聴き込んだとか(落語 ですけどね、この人の落語は音楽的要素が強い−この話しは後日)、そういうのって「アメリカ」とは本…