It's Christmas time in the city.

この季節にヨーロッパに来ると「クリスマス・マーケット」が見られる。

ウィーンでも街のあちこちに定番の三角屋根の小屋が立ち並び、実にいろいろなものを売っている。季節らしいものといえばクリスマスツリー用のオーナメントとか、クリスマスリースとか。それから、クリスマス・マーケットといえば「グリューワイン」。いろいろなスパイスを入れて甘味を加えたホットワインを寒空の下で啜る。このあたりの風情は、日本の年の瀬に立つ市に似ているかも知れない。締飾りや縁起物の熊手を売っていたり、甘酒があったり。

そもそも正月もクリスマスも、冬至を過ぎて復活する太陽を祝うのが起源らしい。クリスマスツリーや松飾りに常緑の植物を用いるのも似ている。

まぁそんな文化人類学的な考察はさて置いても、クリスマス前の街は華やいで楽しいものだ。

◆ 一番大きくて賑やかな市庁舎前のマーケット

◆ 双子ミュージアム(美術史美術館と自然史博物館)の間の広場にもマーケットが出来ている。

◆ ケルントナー通り

◆ グラーベン通り:電飾はムジークフェラインのシャンデリアを型どっているのか