美白中?

今回、天気の良い日にリンクを歩いていると良く判ったが、リンク沿いの代表的な建造物が随分と白くなっている。ウィーンを最初に訪れたのはもう20年前。この前に訪れたのは2003年の秋。シュターツオパー(国立歌劇場)はもう2003年にはそういう印象を受けた。(それまでどんよりとした冬ばかり行っていたという事を差し引いても)

今回ブルク劇場、国会議事堂も随分白くなっているなぁという印象。おそらく建物の洗浄が進行しているのではないだろうか? パリの街並みはもう随分前に行われたと聞いているけれど。

只今進行中、と思われるのがマリア・テレジア像を挟んだ双子ミュージアムの片割れ、自然史博物館。玄関部分と両ウィング部分の白さが余りに違う。そして右ウィングの後ろ側にシートで囲われた大きな足場があった。この中で洗浄作業が進行しているとみた。

パリでも、この「街並み洗浄」には「趣きを失くす」という反対意見もあったと聞くけれど、20世紀に加速度的に増えた煤煙による汚れはやはり限度を越えたものだろう。苔生した庭の苔をはがす様なまねとはちょっと違うと思う。
◆シュターツオパー(国立歌劇場):昔に比べると大分白い

◆確実に白くなっている:ブルク劇場と並びの「カフェ・ラントマン」のある建物
 
◆自然史博物館:玄関と両翼部分が余りに違う  右翼部分の裏側−洗浄作業進行中?